中2の少年によるバスジャック情報について思う
 愛知県岡崎市でバスジャックが起きてから4日が過ぎた。この事件が起きた原因などは時間が来ればある程度解明されるであろうと思われるが、僕が問題点として挙げたいのは、さらにひどくなってきたネット上での情報の乱舞だ。
 ネット検索をかけると、2チャンネルをはじめ、それらから抜粋した少年の「住所・通っている学校・実名らしき氏名」を中心とした情報が書いてある掲示板やブログが相当数ヒットする。中には、少年の顔写真という名目で掲載されている写真もある。気になるのは、それらの情報をアップした人の心理と、正確かどうかもわからないその情報を自分のブログやHP、掲示板に転載している人たちの考え方だ。
 正義感を持って少年の情報をアップする?いや、そこに正義なんてない。たぶん、知り得た情報を他人より早くアップすることで得られる優越感と自己満足。これが一番か。そしてその情報が正しいかどうかを確認せずに転載している人達。記事のコメントを読むと、ただの野次馬根性、さらに言えばブログの美味しいネタをかき集めたに過ぎず、社会的背景や問題点の究明に言及する様なコメントはほとんど見られない。これこそが社会問題として取り上げられるべき現象ではないだろうか。

 皆さんに一番言いたいのは「犯罪を犯した少年の顔や名前を知ることが、あなたの人生や普段の生活で、社会不安や安全を脅かす事態を避けるような得につながるのか?」と言うことだ。
 ただ、興味本位でネット上の情報を知り、信じて吹聴するような行為があるとすれば、それはあなたの心がそれだけ汚れていくということに他ならないと思う。情報に踊らされず、本質についてしっかりと考える人になって欲しいと思う。

 正しい情報かどうかの議論は別にして、今回のような少年犯罪は特に、個人情報をネット上に流す行為は「知る権利」を逸脱した違法行為に他ならない、犯罪である。優越感や自己満足、ブログなどのヒット数を増やすために犯罪行為を助長するような行為をする輩に、戒めのコメントをどんどん書き込むのが本来の「人」の道だと思うのは、僕だけだろうか・・・。

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テーマ:社会問題 - ジャンル:ニュース

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